アニマルキングダムのエントランスにて

ホテル前のバス停へ7時過ぎ頃に行くと、もうすでに何人かの人だかりがある。皆がアニマルキングダムへ行くわけではない。マジックキングダムやMGMスタジオ等など、それぞれのバス停でバスが来るのを待っている。アニマルキングダムは文字通り動物のテーマパークなので、活動の早い動物に合わせて、少し早めの朝8時からオープンさせるのだろう。その代りパーク閉園は午後5時とかなり早め。私たちの泊まっているオールスターリゾートからは、バスで5分ぐらいであっという間だ。7時半ぐらいにアニマルキングダムのエントランスゲートに行くと、もうゲートオープンを待つ列が出来上がっている。私たちもその列に並び、今日の戦略を練る。

 

ゲートの向こうにはキャラクターたちがやって来る。ゲートオープンと同時に殆どの人が、キャラクターにはキリマンジャロサファリ見向きもせずにダッシュ!まずは最初にキリマンジャロサファリへ。キリマンジャロサファリはジープのサファリツアー。朝一番は動物が活発に活動している時間帯らしいが、もちろん必ず見れると期待してはいけない。みんな殆ど同じ方向にダッシュしている。ライドはパークの奥のほうに位置しているので、走っていると、どんどん脱落者が出る。私たちも途中歩きながらやっと乗り場に到着。さすがに待ち時間なしで、すぐにサファリジープに乗ることができた。ガイドは全て英語のアナウンスで、何を言ってるのかははっきり分からなかったが、たくさんの動物にあえるのは確かだ。

 

サファリルックのミッキーポンチョ

次はカリリバーラビット(急流くだり)を目指す。道に迷いながらも何とか辿り着いた。ライドに乗る前にまずポンチョを購入しなければ。サファリルックのミッキーポンチョはここでしか買えないらしい。がディスプレイしてあるポンチョはかなりでかい。ショップで、もうちょっと小さなサイズのポンチョはないのかと確認するが、大人用と子供用しかサイズはないと言われ、しぶしぶ大人用のポンチョ($4.71)を買う。

乗り場の手前でポンチョを着る。やっぱりアメリカンサイズ、でか〜い。これなら子供用でも良かったのでは?と思うほどだ。まぁ大は小を兼ねてくれればいいが。やってくる日本人はみんなポンチョを着て準備万端。というより日本人ぐらいしか着てる人はいない。これも国民性の違いかしら?

ライドに乗ってバッグやカメラなどは、ボートの真ん中にある安全ケースの中に入れる。中には運動靴を入れている人もいた。私はサンダルだったので濡れても平気。さぁレッツゴー!ボートは予想外の動きをして、私たちはどう流されていくのかさっぱりわからない。すぐにボートの中には水が入ってきて、同乗したアメリカ人たちはびしょ濡れになっておおはしゃぎ。私たちはポンチョのおかげで濡れる事はなかった。ライド終盤、橋の上から子ども達が私たちに向かって水を飛ばしてくる。最後の最後にやられちゃったわ。ライドが終わり、降りようとするとキャストの女の子に「Once more?」と聞かれた。あまりにも突然だったので断ってしまった。まだオープンして30分。人気のライドだが混雑する時間ではないので、親切で私たちに聞いてくれたのだ。後から考えると行っておけば良かった。

次にカウントダウントゥーエクスティンクションへと急ぐ。スタンバイで待ち時間が20分くらいだ。ライドはロサンゼルスのディズニーパークや、東京ディズニーシーにあるインディージョーンズのライドを、恐竜バージョンにしたような感じ。最後に恐竜に襲われるとライオンキングころでお決まりの写真撮影がある。

 

その次はキャラクターグリーティングトレイルだ。パークオープンの1時間後から始まる、キャラクターグリーティング(ここではサファリルックのミッキーとミニーと写真が撮れる)だ。地図を片手にその方向に行くと、何か劇場型の施設がある。その向こうの方には人が並んでいる。とりあえず並んでみよう。と思いきや、なんとこれはライオンキングの上演を待つ列に紛れ込んでしまった。観る気はさらさらなかったのだが・・。とりあえず大きな会場に入って30分ほどのショーを鑑賞した。スケールの大きさにちょっとびっくりしてしまった。

サファリルックのミッキーとミニー

上演が終わり、出口を出ると目の前にキャラクターグリーティングトレイルがある。そのまま列に並ぶ。ミッキーとミニーの列は20分待ち。気温はかなり上昇してもう30℃ぐらいになっていた。キャラクター達はこの熱さの中頑張っているので、定期的に5-10分ほどの休憩を取りに森の奥のほうへ帰っていき、また戻ってくる。ミッキーとミニーの写真を撮って、となりのトレイルへ移動すると、グーフィーとプルート。またとなりへ移動するとプーさんとイーヨー・・とにかくキャラクターと写真がたくさん撮れる。キャラクター好きにはたまらない。

 

プーさんとティガーとプルートと

そしてイッツタフトゥービーアバグへ。バグズライフの世界を3Dで楽しめる。私の中では一押しのライドだ。私たちが行ったときはまだ早めの時間だったので、待ち時間もなくすぐに乗れたが、午後になるとスタンバイで80分待ちになっていた。

ガイドブックやインターネットからの情報で、アニマルキングダムは朝行くのが良いとよく言われるが、その通りだ。昼過ぎにはアメリカ人がゾロゾロとやってくる。東京ディズニーランドのパスポートケースを持参していたので、それにパークパスを入れつけて歩いていると、小さな子供を持つファミリ―に「so cute!」と言われ、うれしかったのを覚えている。タンクトップ

ガイドブックで見つけた、アニマルキングダムでしか売っていないシャツを探しにショップを回る。やっと見つけたことができたが、私が欲しかったシャツはやはりアメリカンサイズ。どうも私にはフィットしない。同じシリーズでキッズサイズのタンクトップを発見。身長は高い方で167センチの私。でもキッズサイズでも充分だった。ちょっと複雑だ。タンクトップ$20と、もともと欲しかったシャツ$28もやっぱり購入した。結局誰かのお土産になってしまったが・・・。

午後過ぎにアニマルキングダムを後にして、ホテルへ荷物を置きに帰る。

ランチを取りにダウンタウンディズニーウェストサイドプラネットハリウッドへと移動。店内はお客でににぎわっている。スパゲッティーを頼んだ私達。どれだけたっても運ばれてこない。いい加減腹も立ってくる。時間があまりないんだぁ〜と叫びたいくらいだ。結局運ばれてきたのは30分後ぐらい。量は半端じゃないし、味もかなり大胆。急いで食べてレストランを出る。おかげで当分胃が重かったよ。

2000年ミレニアムシンボルマーク

食後はエプコットへ。ちょうど2000年だったのでシンボルマークも2000年限定バージョンだった。

おなかのいっぱいになった私たちはまずボディーウォーズなるものに挑戦。飛行シュミレーターに乗って人体内部を旅行。ライドのあとは気持ち悪くなってしまった。

仕方ないのでワールドショーケースをまわる事にした。ワールドショーケースは世界の国々をテーマにしたドナルドとメキシコ館にて建物が点在する地域だ。パーク内にはアルコールも売っている。

私たちはまずメキシコ館に行ってみる。館内にはマヤ文明を象徴するピラミッドの形をしたパビリオンとマヤの街に迷い込んだような雰囲気が漂っている。ここにはメキシカンルックのドナルドダックがいる。館内に入るとすぐにドナルドを発見。でもここのドナルドはちょっと変わり者だ。女の子には優しく、男の子には知らん顔、言ってみれば女好きドナルドダック。写真を撮るときも私とは腕組みをしてくれているのに、彼はどうやら無視されたようだ。後から彼がちょっかいを出していたが、軽くあしらわれていた。

メキシコ館を出て、ショーケースの散策を続けていると日本館発見。日本のお寺や、五重の棟などをメインに日本料理を取り扱うレストランや屋台などが出ている。ちょっと微妙な雰囲気だわ。これでは外国人が日本を勘違いしてもおかしくない・・。

タペストリーオブネ―ションズの山車日も暮れてきた。エプコットで行われるパレードタペストリーオブネ―ションズ2000を楽しみにしていた私達。インターネットで、フランス館の前で橋方向に見るのがベストだという情報をゲットし、30分くらい前にそこへ行ってみる。東京ディズニーランドのような席取り合戦がないから、まだ周りには誰もいない。私たちは朝から歩き疲れて、ベンチに座ってパレードがはじまるのを待つ。パレードが始まる10分くらい前、にわかに周りが騒がしくなってきた。私たちもパレードルートに行って最前列で席を取る。

 

パレードははっきり言って期待はずれだった。私たちの趣味に合わなかっただけで問題はないんだけど・・こんな事ならマジックキングダムのエクトリカルパレードに行けばよかった、と思っても後の祭り。パレード終了後、パークを急いで後にする。バス停でエプコットのイルミネーションズ2000リフレクションズオブアースというミレニアム限定の花火をかすかに見ることができた。はるか向こうの方にはマジックキングダムでファンタジーインザスカイという花火も行われていた。とにかくあちこちのパークでパレードや花火などが催行されていて、エンターテイメントは充実している。賞味2日の私たちには辛い現実だ。

バスに乗り、ダウンタウンディズニーのマーケットプレイスのワールドオブディズニーへお土産を買いに行く。今日で何とかお土産をゲットしておかなければ・・・。ショップ閉店の11時までねばり何とかゲットする事ができた。再びバスにのりホテルへと帰る。ホテル到着したのは深夜12時前。フードコートは閉まっているが、まだ店の灯りはついている。ドリンクバーで飲み物をゲットし、日本から持ってきたインスタントの焼きそばを持ってきて、フードコートに常備してある熱湯を注いで部屋へと持ち帰る。部屋で夜食を取り、明日も早いぞと1時ごろに就寝

 


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