2001年ゴールデンウィーク 私達は再びあのツァーを決行。あの感動を再び!ツアー日程は2000年と殆ど一緒の3泊5日。旅立ち

今回もノースウエスト航空を利用。日本からフロリダへは直行便がないため、乗り継ぎ便を利用しなればならない。フロリダまでの飛行時間は国際線と国内線を合わせて賞味14時間。NW084便成田発ミネアポリス行きは、14時40分発。日付変更線を通過して、乗り継地のミネアポリス到着は11時45分。機内では100円ショップで買ったエアーピロ―が大活躍。やっぱりエアーピロ―なしで睡眠をとるよりも、安定した睡眠がとれる。

 

ミネアポリス(セントポール空港)に到着後、入国審査がある。前回の嫌な思い出がよみがえってくる。今回の審査官も女性だ。あ〜嫌な予感。でも語学学習中の私、ここで今までの成果を発揮せねば、と果敢に挑む。例のごとくありきたりな質問のあと、今回は職業の事について聞かれた。「仕事は何をしているか?」と聞かれイージーイージーと思いながら「主婦です」とこたえる。そして「彼は何をしているのか?」と聞くので「彼は会社員だ」とこたえる。「どういう業種なのか?」と突っ込んだ質問をされた。わお〜また予想外の質問だ。でも私は運良く、彼の業種を英語で何と言うのか覚えていた。それを私がこたえると、彼女はちょっと怪訝な顔になった。どうも彼女は彼に質問しているんだから、私には黙っていろ、というような雰囲気を漂わせている。そのあともいくつかの質問のやり取りをして、やっと入国審査が終わると思いきや、彼のパスポートには入国印を押して、私には「事務所に行け」という。ぬぁにぃ〜オーマイゴット!彼は入国審査では一言も喋ってないのに何故だ〜!!(怒) まぁ私の顔つきが日本人らしくないというのは認める。英会話もかなり中途半端にできる。彼女は私を不法労働者とも思ったのだろうか?事務所に行くと東南アジア系の人や中国系の人たちがわんさといる。この光景を見て、私の推測もかなり現実味を増した・・・悲しいかな。

たくさんの人がいるので、パスポートを預けて、事務所で自分の番が来るのを待たなくてはいけない。隣にいた中国人らしき老女がなにやら私に話し掛けてくる。きっと長い間待たされ、その上質問攻めにあったようで、かなりお怒りならしい。向こうの方では東南アジア系の若い女性が審査官と言い合いをしているようだ。とんだ所にきてしまったぜい。10分くらいすると私の名前が呼ばれた。私は何を聞かれるのかと、内心ドキドキ。もちろん何も悪い事はしていないが・・。審査官は私にパスポートを渡して「Go Ahead」と一言。“そっ、そっ、それだけかい!”何のために私はここで足止めを食らったんだぁ〜〜〜〜。(怒) 教訓としてはミネアポリスのセントポール空港では中途半端に英語を喋るより「あいきゃんのっとすぴーくいんぐりっしゅ!」と言ってしまうのがベストだという事。

長い入国審査を終えて乗り継ぎ手続きの為税関を通る。税関のおじさんが「Say hello to Mickey mouse!」と声をかけてくる。“まっ、まっ、またかい・・・”去年と同じセリフじゃん。もしかして日本人を見かけたら、そういうセリフをかけるのがおじさんの仕事?まぁそういうところもアメリカらしいけどね。手続きのあと、国内線へと乗り込む。NW584便ミネアポリス発13時30分で、オーランド到着は17時38分。機内では軽食のサービスが始まる。去年とまったく一緒のメニューにちょっと苦笑い。食欲はないので一緒に配られる紙袋にいれて、今日のお夜食にと機内持ち出しする。

 

オーランドの空港ではモノレールでターミナルを移動する。機内預けの荷物を取り、現地ガイドと合流。ホテルまで車で送迎してくれる。車の中でディズニーワールドとユニバーサルスタジオのことについて説明をはじめる。それが終わると、開催されているシルクドソレイユのことについて話をはじめ、是非行ってみてくださいと私たちに勧める。その当時日本ではサルティンバンコの公演が話題となっていて、サルティンバンコはシルクドソレイユの2軍だ、と熱弁していた。私たちには時間がないんだ。賞味2日だよ・・そんなとこで時間をつぶしたくない。まぁとりあえず彼の熱弁を“ふんふん”と聞いておいた。

午後8時ごろ、私達はホテルに到着。私たちのホテルは前回と同じディズニーオールスターリゾートホテルだ。今回のセクションはミュージックだった。フロントで渡された地図を片手に私たちが宿泊するロックイン棟を目指す。ホテルの前には例の如く屋外プールがある。まだ泳いでる人がたくさんいて、きゃっきゃっと周りはうるさい、その上夜遅くまでプールには人が絶えない。この付近の棟に宿泊してる人はきっとうるさいんだろなぁと思いながら、プールから少し離れたロックインに辿り着く。部屋の雰囲気は前回宿泊したスポーツと同じだが、ベッドのシーツや、部屋にかかっている絵はまさにミュージックをテーマにしたものだった。前回ほどの感動はなく、荷物を置いてそのまま前回同様、バスに乗ってダウンタウンディズニーへ。

マーケットプレイスにある世界最大のディズニーショップ、ワールドオブディズニーで早くもお土産探し。例の如くショップは11時に閉店。そのままプレジャーアイランドへ。エントランスではパスポートの提示を求められる。日本人は童顔なので、からかわれる事も。年齢を確認して、21歳以上だと紙製のリストバンドをはめてもらえる。これがアルコールの飲めるしるし。私たちは午前0時に行われるニューイヤーズパーティー(カウントダウンパーティー)にまた懲りもせず参加。何度行ってもあのアメリカ人のハイテンションなところにはついていけない。その反面日本人ってつまらない人種だわと実感。

パーティー終了後はホテルへ帰る人々でバス停が混み合うので、誰よりも早くバス停へと急ぐ。プレジャーアイランドから各ホテルを結ぶバスは深夜2時まで運航しているそうだ。ホテルに帰ったのは1時頃。もうホテルフードコートは閉まっている。持ち出した機内食のスモークチキンサンドを夜食にする。前回の反省もあり早く寝なければと思っても、やっぱり興奮して寝れないものだ。

 

【2日目】
朝5時には目が覚めて、6時頃からホテルの周りを散策。野生のリスがあちこちと賑やかに走り回っている。私たちが宿泊しているミュージックはオールスターリゾ―トホテルの中でも(ミュージック・スポーツ・ムービー)一番パッとしない感じだ。

ジャズ棟私達が宿泊したロックイン棟

前回買ったとっても経済的なスーベニアカップを持参していた私達。それを使ってフードコートで飲み物を無料でゲット!たとえミュージックのスーベニアカップでもオールスターリゾートホテルのフードコートならどこでも経済的なスーベニアカップ使えるわけだ。実はこのスーベニアカップ、2001年バージョンのデザインに変わっていた。使えるかどうか心配になった私は、フードコートの従業員のおじさんに「これは使えるんですか?」と尋ねた。するとおじさんはビッグボイスにビッグスマイルで「もちろん」と優しく答えてくれた。ということでスーベニアカップは思う存分使わせていただきました。滞在中、私達が持っているデザインのスーベニアカップを使っていた人は、たったの1組だけだった。

 

オーランドの気候は日中暑いが朝晩は冷え込むので、朝フードコートでホットチョコレートを飲むのが日課となった。ホットのコーヒーや紅茶もあるので甘いのが苦手でも大丈夫。(もちろん無料)フードコートの中には電子レンジやトースターが置いてある。アメリカ人ファミリーが、持参した食パンをトースターでトーストして、フードコートに置いてあるバターやジャム(無料)を塗って食べていた。ある日本人は持参したカレーライス(大塚のあれ食べよ!)をレンジでチンしていた。インスタントの味噌汁を持ってきている人もいた。フードコートの朝食はファーストフード的感覚なので、毎日食べるのは苦痛に感じる時もある。現に私達も、日本から菓子パンや、インスタントのヌードル・サトウのごはんまでも持参していた。そんな他人の食事事情も観察しながら朝食を済ませる。

アニマルキングダムエントランスにて

 

初日の朝一はやっぱりアニマルキングダムでしょう。アニマルキングダムはやっぱり午前中に行かないとねぇ。ディズニー系列のホテルに宿泊すると、滞在期間中パークを自由に行き来できるマジックホッパーパスを購入できる。ちなみに去年まではアンリミテッドマジックパスと呼ばれていた。


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