ファンタズミック!2003年の9月の夏季休暇。
連休を駆使して、なんとか5日間お休みをゲットした私たちは、久々のアメリカ旅行を計画する事に。
今回はロサンゼルスのディズニーリゾートに3泊5日で旅 行をすることにした。
あのファンタズミックがまた見れる!

私は知る人ぞ知るファンタズミックの 大ファン!
とはいっても、ロスのファンタズミックは一度も見た事がないのである。ファンタズミックのオリジナルはロサンゼルスだというのに・・・
ロサンゼルスのディズニーランド自体は2回目だが、ロスのファンタズミックは、毎日開催されている訳ではなく、夏休みやホリデーシーズンを除いて、週 末だけの上演スケジュールとなっているのである。
そして前回、ハネムーンでこの地を訪れた私達は、運悪く週末を外してしまい、ファンタズミックを見ることが出来なかったのである。
当時は、現在のディズニーリゾートのように
カ リフォルニアアドベンチャーパーク(新パーク)ダ ウンタウンディズニー(複合商業施設)等はまだなく、今回はディズニーファンとして大きくなったディズニーリゾートと、ファンタズミックを見るのが 大きな目的であった。

早い段階から色んな情報を仕入れ、安いツアーを探しては日程などを何度も確認して、なか なかリリースされないショーの公演スケジュールの情報にやきもきし、時にはアメリカのウォルトディズニー社にEメールを入れて、ファンタズミックに関する 情報をゲットしてきた。なにせ、週末行って見れなかったら意味がない・・。
旦那は仕事のスケジュール調整をして、計画は何度も変更となったが、なんとか安くて良いパックツアーに予約を入れることができた。それにはパークパスが2 日分組み込まれている。という事は、3日間のうちの最初の日は、何もする事がないのである。
アメリカ西海岸といえば、日本から飛行機で飛び立って、日付変更線を超えて、早ければ現地時間の早朝には到着する。
現地ではなが〜〜〜〜〜い一日が待っているのである(^^;)・・さぁ現地で何をしましょう?
もちろんリゾートのダウンタウンディズニーは、パークパスがなくても入れる。買い物をしたり、食事をしたり、ゲームセンターで遊んだり、と退屈はしないは ずだ。
ただ今回のフライトでは、ホテル到着は午後12時ごろになる予定だ。半日をそこで過ごすのはもったいないではないか・・・ここはロサンゼルス・・・

そうだメジャーリーグを見に行こう!

さぁ、またまた情報収集の開始だ。私達が行く日程では、ロサンゼルスドジャースのホーム ゲームはなく、アナハイムエンジェルスのホームゲームは予定されていた。
滞在予定のアナハイム周辺のホテルから、ドジャースのスタジアムまでは車で1時間ほどかかるそうだ。
エンジェルスはディズニーの所有する球団。リゾートからも車で10分と好立地。ここに決めるしかないでしょう!
エンジェルスの球団には日本人選手がいないのだが、特にこだわりもなく決めたのである。
アナハイムエンジェルス対カンザスシティーロイヤルズ・・・・えっ?カンザスシティーってどこ?って感じ。
有名選手は知らないが、今期は成績が良いらしい。エンジェルスだって昨年のワールドシリーズチャンピオンだから ね・・・と心の中で微妙に盛り上がっていた私。
1週間ずらせばシアトルマリナーズ戦が見える。しかし旦那の仕事の関係で、どうしても1週間ずらして休みを取る事は出来ない。せっかくなのに、残念がって いるだろうなぁ・・と思いきや、メジャーリーグの試合が見れることに大興奮。なにせ無類の野球観戦好き。本場の野球を見れるという喜びのほうが大きいよう だ(^^)

とにかく野球観戦のためにチケットの手配をせねば・・・
オプショナルツアーを組むとかなりの高額。チケットをインターネットで手配したとしても、かなりの手数料がかかる。何ごとも安く上げたい我が家。当 日チケットは、球場で買えるだろう、とちょっと甘い考えでいたのである。

そして出発日を迎えた。

1日目】

成田空港近くまで車で行き、私設駐車場に車を預ける。バスでターミナルまで送迎してもら い、成田空港到着。
今回のフライトは
タイ国際航空。前から一度使って見たいと思っていたエアラインの一つだ。機内食にはかな り期待していた私。
チェックインの前に機内預けの荷物のチェックがある。テロ以降チェックはどんどんと厳しくなってきている。職員がランダムにスーツケースをピックアップし て、中身を調べられるのである・・・・・
ピックアップされちまったよぉ。面倒だけど、カギをあけてチェックを受ける。
結局チェックインするまでにかなりの時間を要して、両替を済ませすぐに出国。知人の話によると、成田空港の東京三菱銀行、ここが一番レートが良いらしい。 毎回お世話になっています(^^)
ゲートに着いて、ちょっと一休み♪するとボーディングが始まった。

タイ国際航空の機内

タイ航空の機内は紫色をベースとして清潔感が感じられた。アテンダントの制服もまぁまぁってとこかな。
私たちの座席は、機体前方よりのセクションで、一番うしろの席だった。席の後ろはすぐトイレ・・・う〜ん微妙だが、リクライニングは遠慮なく倒せる。トイ レが近いってことはアルコールをがぶがぶと行けるぞ(笑)。
飛行機の離陸後、ドリンクサービスが始まる。まずはビールでしょう。
タイの代表的なビール、シンハーを頼む。
食事前にはチャンビールを注文しようと試みる。勝手に自分流の発音に置き換えて「ちゃんビアプリーズ!」と頼む。アテ ンダントは理解できなかったようだ。「ちゃんビアーちゃんビアー」と連呼する。「oh, chang beer we have!」と一言。
えぇぇ〜?、私的には殆ど発音は一緒だと思ったのだが、彼女が言うには日本人の発音は特に聞きにくいchang ビール (別名エレファントビール)そうだ。エレファントビアと頼めばいいとアドバイスしてくれた。ビールの缶にぞうさんの絵が書いてあ るからだ。
う〜〜ん勉強になったぞぉ♪

機内のエンターテイメントは、映画もコメディーもいま いちという感じ。プライベートモニターは設置されておらず、スクリーン上映のみ・・(^^;)
ただひとつの喜びは、アメリカのドラマ
フ レンズが上映されていた事。 FOXテレビよりも、話はかなり進んでいた。そのため、ストーリーについて行けず、その上1話で完結・・・・そこで終りなのぉ??気持ち悪いんじゃん。

メインはチキンタイカレー、前菜は日本蕎麦でございます。

そんなこんなで、お楽しみの機内食の時間。
食事のチョイスはチキンカレーか白身魚のフライ。タイといえばタイカレーははずせない。2人ともタイカレーを頼む。
しかしタイカレーに、前菜の日本そばはどうなの?って。まぁ、タイカレーは美味しかったので良しとしよう(^^)


着陸前の軽食の方は、オムレツとクレープのチョイスで、クレープを食べた私だったが、これまたかなりベリーグッドだった。
ただ、一つだけどうしても受け入れられないものが・・・ソフトドリンクだ。とにかくソフトドリンクのまずいこと、まずいこと!
どうやったらこんなにまずいジュースが作れるのぉ?とにかく日本のジュースとはまったく別ものだった。飲んで気持が悪くなること請 け合い。

軽食のクレープは私が食べました。 軽食のオムレツは彼が食べました

ロサンゼルスの空港に到着。日付 け変更線を越えて、出発当日の午前11時に逆戻り。
入国前にはイミグレーションが待っている。今回は何を聞かれるかなぁ?。
まず手始めに渡航目的と何日間の滞在かを聞かれる。夫婦か?と聞かれ、そうだと答える。結婚して何年か?と聞かれ、約6年だと答える。職業を聞かれたの で、主婦だと答える。旦那は英語が出てこなくて言葉に詰まった。すると面接官は、たどたどしい日本語で「しごとはなにですか?」 と聞いてきた。会社員だと答えて、尽かさず日本語お上手ですねと、社交辞令で誉めてみた。
英語は日本で勉強したのか、それともアメリカで勉強したのか?と聞かれ、日本だと答える。それは高校か大学で勉強したのか?聞かれ、言葉に詰まった。さす がに
スクール名を言っても知らないだろうと頭をよぎったのだ(苦笑)とにかく英会話スクールに行ってると答えた。
インタビューの間は厳しそうな表情を浮かべていたが、とってもフレンドリーな面接官だった。英会話を習っている私としては、イミグレでこれだけの質問をし てもらえるとかなりうれしかったりする(^^)

 

アナハイムに向かうハイウェイ★これでも混んでる方らしい(?)無事アメリカ入国♪
では、現地のガイドを探しましょう。安いツアーなのにホテルまでの送迎がついているのである。
ガイドに案内されバンに乗りこむ。ハイウェイを突っ走りアナハイムのホテルへ直行する。
空港からディズニリゾートまでは車で45分くらい。
道中、ドライバー兼ガイドの日系アメリカ人フィリップさんが話をはじめる。ドライブ中ずっと喋っていた。だが、ただのひとつも滞在中に役立つ情報はなかっ た。私は、ディズニーのことやファンタズミックのこと、メジャーリーグのこと・・・聞きたい事が山ほどあったのに、その事について彼の説明はあまりにもい い加減で、ある意味私達の方が、アナハイムのガイドにはふさわしいと実感したのである。
とにかくホテルのスタッフに聞くしかないと諦め、彼のお喋りを40分間聞かされたわけだ。
やっとホテルアナハイムプラザに到着(^^;)
時間は正午過ぎなので、ホテルに到着しても15時まではチェックインできない。普通は荷物を預けて、再度15時以降ホテルに戻って、チェックインをしなけ ればいけないのだが・・・
ここでガイド大活躍の瞬間!フロントと交渉の後、すぐにチェックインできる事となった。そんな裏技があるのかぁ。 個人で交渉しても通用するのか?
何はともあれ、ガイドに感謝のひとときだった。


ホテルの中庭アナハイムプラザホテル

ホテルは2階建ての建物が何棟かあって、カジュアルな感じ。小さいがプールも売店もある。このプール、アナハ イムでは規模が大きいと聞いているので、アナハイムにはプールを完備しているホテルが少ないのねぇと思った。なにせ、かなり小さい・・・(^^;)
売店にはレンジで調理できるようなスナック、ピザやホットドッグなども売っている。

ホテルの小さなプール、泳いでるのは、滞在中2-3組の家族だけだった(^^;) ショップもあまりはやっているようには思えなかった(^^;)
ホテルのロビー、ボケボケですみません(^^;) ホテルのロービーに続くカフェバー 

出かけている時間が殆どなので、このホテルで充分。
ロケーションはディズニーリゾートまで歩いて約7分、ABCマートやセブンイレブンのコンビエンスストアにも歩いて約5分と便利。
部屋に入ってびっくり。冷蔵庫・コーヒーメーカー・
電子レンジまで完備してある。インターネットのサイトでは冷蔵庫さえ付いてないことになっていたのに・・。日本からレン ジ食品を持参すべきだったと後悔。
私達の部屋は一階だったので、プライベートな中庭までついていて、外には白いの椅子が置いてあった。

ツインの客室室内のレンジと冷蔵庫プライベートな中庭

さぁ、これからスタジアムに行くまで少し時間があるので、ダウンタウンディズニーへ行く事に・・・。
その前にガイドに聞けなかったことを、ホテルスタッフに聞いておこう。私達のパックに組み込まれたパークパスの事だ。
パークパスには色んな種類がある。ディズニー直営のホテルが発行できる
ウルティメットホッパーパスと、アナハイム周辺の、ディズニー直営でないホテルが発行できるフレックスパスとがあるはずだった。しかし私達が手にしたのは2デイズホッパーパスだった。フレックスパスは1日1パークが基本。しかしウルティメットホッパーは、1日に2つ(ディズニーランドカ リフォルニアアドベンチャー)のパークを何度も行ったり来たり出 来る。この違いはかなり大きい!
ガイドに、私達のホッパーパスは1日に2つのパークを行ったり来たり出来るのか?と聞いてみたが、彼は出来ないとはっきり答えた。パスの裏面には、1日に 2つのパークを行ったり来たり出来ると書いてあるようだが・・・。
彼の答えに、そんなはずはないだろう!と、私もかなりこんがらがっていた。
ホテルのスタッフに聞いてみると、彼女もパスの事に関しては全然詳しくなくて、結局パスの裏面を見せて、2つのパークが行き来出来ることだけは確かとなっ た。
パスポートの呼び名が変ってる以上、システムも変っているはずだが、何を聞いても彼女は知らないと答えるだけだった。ディズニーに隣接するホテルのフロン トに勤めているのなら、それくらい勉強したら、と呆れてしまった。

ホテルを出て、ディズニーリゾートの正門を目指す。私たちのホテルは、ディズニーリゾートの駐車場の目の前に 位置し、リゾートへの移動も簡単。

駐車場への入り口 カリフォルニアアドベンチャーの入り口


リゾートへは5分ほどで到着。ディズニーランドとカリフォルニアアドベンチャーの、2つのパークは向かい合っているので、パーク間の移動も歩いて1-2分 程で便利。
リゾートの中にも遊び心がいっぱい。ミッキーの形をしたベンチが連なっていて、 とってもキュート♪休憩してもとても癒されるスポットです(^^)

ミッキーの形のベンチ(^^) 座って休憩です(^^)

パークの前を通りぬけて、隣りのダウンタウンディズニーを目指す。目の前に西海岸最大のディズニーショップワールドオブディズニーが見える。

ダウンタウンのワールドオブディズニー 126_2658.JPG


店内のお土産陳列事情さっそく入ってお土産品をチェック。やっぱりお土産にはお菓子でしょう・・・と思ったのもつかの 間。たったのこれだけぇ?と叫びたくなるくらいのバリエーションの少なさ。
フロリダのWDWにあるワールドオブディズニーには、もっとたくさんのお菓子がお土産として売られていたはず。それなのに、こっちにはこれだけか よ・・・。
確かに日本のお土産文化は特殊で、アメリカでは受け入れられていないのだろう。その代わりTシャツと写真立てだけは山ほどあったね。これも文 化の違いだ

お店を出て、ダウンタウンディズ ニーを散策してみる。レストラン・ショップ・ゲームセンターなどなど・・・フロリダよりもちょっと規模は小さいかな。
ついでにハネムーンで宿泊したディズニーランドホテルにもお礼参り(?)
あの時はかなりハードスケジュールの旅行に、ゆっくりホテルを満喫できなかったのが心残り・・・。
確かホテルの部屋のなかには、バーカウンターがあったような・・・あんな素敵なホテルでの滞在は、これから当分出来ないだろう・・(><)

ダウンタウンディズニーの様子 ディズニーランドホテルへの入り口。ファンタジアの大きな帽子が目印

ダウンタウンディズニーでの散策 を切り上げ、ホテルに戻る前に、近くのコンビニで水やスナック菓子やジュースを買う事にする。
ABCマートで買い物をして小腹が空いたので、ホットドッグや果物も買って帰る。ABCマートを出てびっくり、隣りがセブンイレブンだった。セブンイレブンの方が良かったよ。
ホテルに戻り、早速ホットドッグをレンジでチンして食べる。やっぱり電子レンジは便利だよ。
休憩を終えて、スタジアムに行く準備をする。
フロントでスタジアムに行く方法などを聞く。バスなどは走っておらず、車がない場合はタクシーで行くしか方法はないそうだ。ホテルから10分ほどなので、 10ドルくらいかかるらしい。
試合開始は午後7時5分、現在の時刻は4時半。フロントでタクシーを呼んでもらって、アナハイムエンジェルスのホームグラウンド
エジソンフィールドと行き先を告げる。
タクシーの中でドライバーと話が弾んだが、彼はベースボールには全く興味がないらしい。サッカーの方が好きなんだという。不思議に思って出身地を聞いてみ ると、アフリカ出身らしい。これで納得。アメリカは移民の国なんだと実感。
楽しい会話だったが、あっという間に目的地に到着。こんな気持ちの良いタクシーライドには、チップも弾んでしまう私たち・・・単純なのよねぇ・・・ (^^;)

アナハイムエンジェルスのエジソンフィールドタクシーを降りて、スタジアムの正面に立つ。とってもきれいな外観 だ。
大きな駐車場に、車は数えるほどだ。もう5時がくるのに、今日の試合はもしかしてガラガラ?そんな事を考えながら、チケットを購入するため、売り場へと行 く。
特に列が出来あがってるわけでもなく、シートのポジションと値段を確認して、窓口で今夜の試合の
LOWER VIEWチケット(20ドル)があるかどうか尋ねる。
シートはあるが隣同士のチケットは売り切れで、すべてシングルシートになりますよと言われた。まじ?冗談でしょう?
かなり予想外の展開だった。だったら、
UPPER VIEWのチケットはどうか聞いて みる。こちらも状況は同じだ。
売り場の女性は、ちょっとお高めの、44ドルのチケットなら席が空いてますよと薦めてくれたが、それはちょっと高すぎるので手が出ない・・・。
すると彼女は機転を利かせて、LOWER VIEWのセクションで前後で空いている席を探してくれたのだ。
チケットはなんとかゲットできたが、こんなに人気があったのか・・・
やはりアメリカ、
メジャーを侮ってはいけないと実感した私たちだった。

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スタジアムの入り口で手荷物の チェックを受けて、球場に入る。縦30センチX横30センチ以上のバッグは持ちこみ出来ないらしい。他にも色んな規制があるようだ。
自分達のセクションに行く前に、内野席が開放になっていたので、チームの練習風景を見ていた。
自分達のセクションに行くと、警備員のおじさんが5時30分にならないと上には行けないと言う。あと5分ほどだったので、その場で進入禁止が解けるのを 待って、上にあがる。
5時半になったので、自分達のセクションに入ると私たちが一番乗りだった。
LOWER VIEWと言ってもかなり高い位置だ。でも列は前から2番目と3番目の通路側で、隣同士に座れなくても全く問題のない良い席だった。
席に座って改めてグランドを眺めると、とてもきれいな球場だ。

ではスタジアムの探索に出かけて みよう。
歩いていると、アナハイムエンジェルスの歴史年表のようなものを発見。最初の方から見ていったが・・・知った選手は全然いない・・・と思ったら、なんだか 馴染みのある顔が・・・長谷川だ。彼は
試合終盤の応援風景2年前までこの球団に所属して、球団史上初めての日本人選手として、写真付きで大きく取り上げられていたの だ。これがこれから先もずっと残って行くのだから、ちょっとびっくりだね。

そして試合開始のときを迎えた。 皆起立して、国歌を歌う。それがとても新鮮だった。
試合の結果は、エンジェルスの良いところなし。スタジアムにいたファンは、殆どがエンジェルスのファン。あまりのつまらない試合に、ゲームそっちのけで皆 でウェーブをはじめる。
結局、45000人収容の球場に43000人が来ていたらしい。やっぱりメジャーは侮れない。
試合はカンザスシティーロイヤルズの勝利だった。

試合が終わり帰路へ。
スタジアムからの帰りは、またタクシーひろうしかない。駐車場にタクシーの列が出来あがっていたので、ドライバーに、アナハイムプラザまでお願いしますと 頼む。どうやらここに並んでいるタクシー、ロスの最大ショッピングセンター・サウスコーストプラザに向かうタクシーばかりのようだ。
そんな事情から、
ドライバーはホテルが何処にあるか分からないようで、他の運転手に 聞きに行ったようだ。なんだか先行き不安な感じ。
リゾート近辺に宿泊するお客を乗せたタクシーの後をおって、私たちをアナハイムプラザまで送ってくれるという。本当に大丈夫なのぉ?(^^;)
タクシーは順調にリゾート方面へと向かった。ホテルの近くまで来れたのは、私達でも分かったので安心していると、まっすぐ行くだけで私達のホテルなのに、 まだ前のタクシーを追っかけて左に曲がってしまったのである。
それからドライバーは道に迷ってしまって、私達も困惑。無線で行き方を誰かに聞いているようで、あっちへ行ったりこっちへ行ったり・・・その間のタクシー メーターがとっても気になる私。
そんなどんよりした空気が漂うなか、今日ディズニーランドで死亡事故があった、とドライバーがきりだしたのだ。私は耳 を疑って、何度も聞き返した。
男性が一人死亡で、子ども達が10人ほど重症だと言う。ビッグサンダーマウンテンで事故が起きたらしく、ドライバー曰く、ランドは予定より2時間早くク ローズしたとか、しないとか?
その事でかなりショックを受けた私たち。しかしドライバーが道に迷った事は別事なので、ホテルに着いて10ドルがフェアプライスだと思うよ・・・と言って 支払いを済ませ、タクシーを降りた。
こういうときもチップを払わなくてはいけないのはどういったものか?強制ではないというのは、分かっているはいるが・・・

タクシーを降りると、私たちのホ テルの前にはテレビ局のクルーがいた。どうやら、今日の死亡事故のレポートを私達のホテルの前から中継するようだ。中継の模様を、遠くからずっと見ていた 私たち。
1日遅かったらと思うとちょっとぞっとしたけど、不謹慎だが明日のパーク開園時間と、閉園時間が変更にならないように祈るばかりだった。
ホテルに帰りフロントで、今日の事故のことで、パークの閉園時間が2時間ほど早まったと聞いたんだけど・・・と言うと、そんな事はないし、明日も通常通り だと言われた。
なんだよぉ。ちょっとほっとした一瞬だった。

午後10時ごろに部屋に戻った が、時差ぼけのおかげでさすがに眠い。結局、何時間ぶっ続けでおきてるんだ?
食事も変な時間帯に食べているので、夜ご飯を食べていないってことに気がついても、あまり食欲が湧かない・・・。お風呂に入って ビールを飲んだら、もう肉体的にボロボロだった。
やはり西海岸の時差はきついわぁ・・・早く寝て明日に備えよう♪

おやすみなさぁい☆

 

 

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