私達のホテルはタンジュン・ブンガと呼ばれる場所に位置し、目の前には静かなビーチが広 がる。ビーチの端の方には漁港があって、海には漁をしている船がぷかぷかと浮かんでいる。ビーチで泳いでる人は殆どいない。泳ぐのはホテルのプールか、何 処か小さな島に行くのがベスト。ロケーションは、繁華街のジョージタウンには車で10‐15分ほどかかる。ペナン北部のリゾートビーチにも車で10‐15分くらい。ちょうど中間地点 にあたる。便は良いように思われるが、かなり不便だ。英語は必須だ!ホテルに戻ってビーチへと出かける。

ホテルの外観ホテル前のビーチ

ホテルの周りを散策して、ホテルのプールに入る。1時間もすると雲行きが怪しくなってき た。スコールの予感。とりあえずホテルの部屋の帰って、雲行きを伺う。なんだか向こうの方は黒い雲に覆われている。こっちにも来るのかなぁ?この時期は雨 季なのでスコールは毎日らしい。ただすぐに止んで、天気は回復するので特に問題はない。傘は必需品だけど。

結局スコールは来なかったが、ホテルの部屋でのんびりと過ごした。ベッドに横たわって天 井を見上げるとキブラのマークを発見。イスラム教徒はお祈りを欠かさない。礼拝する時に向かう メッカの神殿の方向をキブラというらしい。このマークはキブラの方向を指しているわけです。街中にもたくさんのモスクがあります。

夕方になり夕食に出かける。中心街ジョージタウンの方に行くと道は濡れていて、水しぶき をあげて車が走っている。やっぱりスコールはあったんだ。ただ、運良く私達の所にはやってこなかっただけのようだ。

今日の夕食はペナンヒルホテルのレストランBellevueにてスチームボートという名物料理を食べる。標高830メートルのペナンヒルにケーブルカーを使い、中間地点で乗り換えて、30分ほどかけて登って行く。

ペナンヒルを登るケーブルカーのレールケーブルカー

ケーブルカーは満員状態で頂上へと登って行く。駅につ いて展望台辺りで写真を撮っていると野生のサルが出没。少しガスっていたので見にくくてごめんなさい。中心街ジョージタウンです。(写真右)

サルも出没頂上駅からの眺め

レストランに到着すると、さっそくスチームボートの調 理。しゃぶしゃぶ鍋を使って海鮮鍋といったところ。海老、いか、白身魚、鶏肉、おでんの具材、野菜などなど。最後に中華麺を入れてたまごを割り入れていた だく。おうちでも簡単に出来そうだ。食事を終えると、日は沈んで夜景が浮かび上がってくる。ロマンティックに浸って・・・る暇はない。蚊だぁ!蚊の餌食に なっていた。痒くてたまらない。助けてくれぇ。なんだかこっちの蚊はたちが悪い。足が2周りくらい大きくなった。最悪だ。帰りのケーブルカーは通勤ラッ シュ並だった。足が痒くても、からだが動かせずに掻くこともできなかった。

スチームボートヒルからの夜景

ケーブルカーを降りると雨が降り出した。濡れる前に車 に乗りこんで、私達は本当にラッキ−だった。そのあとイースタンオリエンタルホテルのバーThe Farquhar's Barでカクテルを飲んだ。1885年からある由緒あるホテル で、長い間工事を続け、2年前にグランドオープンしたらしい。

ホテルのバーThe Farquhar's Barカクテル

ホテルへの帰り道雨 は止みそうにない。9時半ごろにホテルに帰って、またゆっくりと過ごした。明日は最終日。お土産を買いにジョージタウンへ繰り出そう。


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